このHPで出てくる専門用語の簡単な解説コーナーです。
飛行機関係の事が全く分からない方にも、内容をご理解して頂けるように作成しました。
★タカン★

タカン(TACAN)とは、地上に設置された施設で、航空機の現在の位置をを知るときなどに利用します。
タカンは、軍用の施設です。(民間には、タカンの代わりに「VOR」「DME」というものがありますが、ここでの説明は割愛します。)
タカンの仕組みは、飛行場や地上の任意の地点にタカンが設置され、特定の周波数(参考画像1では、CH77)で電波を発信し、航空機側ではタカン専用の装置で地上のタカン局の周波数をセットして、周波数を合わせた地上のタカン局と航空機間で電波を送受信することにより、タカン局からの方位(北を基準として360度数で表示。参考写真1では約050度、参考写真2では、赤矢印の後端部分で表示。)と距離(タカン局と航空機間で、参考写真1では約26海里、参考写真2では画像左上の数字で表示。)を知ることができます。
そして、それらの情報から航空図などと照らし合わすことで、地図上における自分の現在位置を知ることが出来ます。(画像3参考)
ただし、山などの障害物がある場合は、平地では受信範囲内の距離でも電波を受信できず、距離や方角の情報が得られなくなります。


★参考写真★
写真をクリックすると拡大写真が見れます。
航空機があるタカン局から距離(26海里)と方角(050度)のところにいるものとします。
(赤丸部分がタカン局、四角部分が周波数〔CH77〕です。)
画像1の状態を航空機の計器盤上ではこのように指示されます。
(左上に距離「026」、赤矢印先端部分が自機からTACAN局の方角「230度」でその反対の赤矢印の後端部分がTACAN局からの自機の方位「050度」)
参考画像2で得られた距離と方角を航空図に照らし合わせることにより、地図上での機位が特定できます。